アンケート二位作品〔肉体開発アプリ〕B

 アナルの感度が上限に到達すると『冴絵のアナル感度はこれ以上は上昇しません……拡張終了、ぺニスの挿入可能……冴絵はアナルセックスが可能になりました』
と、表示された。

 さらに『冴絵の肛門性交に対する拒絶意識を自動的に、受容意識に書き換え中』の表示が出た。

 オレは冴絵の後ろ穴開発から、いよいよ性器の開発に移る。

 画面を指先で操作すると、後ろ向きだった冴絵の下半身が横回転して前を向く。

 さらには、視点移動すると冴絵のマ◯コが下から覗く格好になった……アナルにはアナルプラグが、押し込まれたままになっている。

(これが、冴絵の生マ◯コかぁ)

 オレは冴絵の湿った膣穴周辺を、指やタッチペンでなぞったり、アイテムのローターで刺激を与えてみた。

 性器の刺激に対する反応はスゴかった、触るたびに穴はビクッビクッ反応して、喜んだ膣穴はキュッキュッと断続的にすぼんだ……愛液もトロトロに溢れてきて、性器全体が充血したように柔らかくなった。

『膣』の感度は他の部位とは比べモノにならないほど急激に上昇した……それと同時に、アナルの方も少しづつ感度上限が増えて上昇していく。

(そうか! 膣穴とアナルって連動していたんだ!)
 膣穴の感度を上げていると『処女膜を破りますか? そのままにしますか?』のニ択が表示された。

 オレは冴絵を処女のまま、感度だけを上げさせるコトにした。
『膣』の次はクリトリスの開発だった、すでに濡れて小さな角のように皮から勃起した、クリトリスをさらにタッチペンやローターでいじくる。画面の中の冴絵の腰が激しく動いているが、クリトリスの箇所だけ切り取ったように固定したミニ画面の中のクリトリスは、どんなに逃げたくても責めから逃げるコトはできない。 オレはクリトリス開発の仕上げに、形状記憶合金で作られた金色のクリリングを、冴絵のクリトリスの根元に装着した。リングには小さな支えの突起物があり、常に冴絵のクリトリスを皮から勃起させ……起たせた状態に変えた。
(下着の繊維に勃起したクリトリスが擦れて困るのなら、ノーパンで過ごせ)

 性器開発の仕上げに、オレは冴絵の尿道口にも手を加え、排泄のたびに快感を感じてしまう体にしてみた。

(他に開発できる部位はと……アレ? 新しく『口腔』と『耳』って開発部位がいつの間にか増えている?)

 選択すると冴絵の顎先と唇しか画面には映らなかった、オレが冴絵の口の感度を上昇させようとすると、冴絵は初めて抵抗をみせて口を固く閉じられた。

 オレは指やタッチペンで冴絵の唇をなぞり、感度が上昇して緩んだ唇に『疑似ぺニス』を押し込んで抽送して口腔の感度を上げた。

 最後に『耳』の感度を上昇させて、オレの冴絵の肉体開発は終了した。


 翌日、学校の放課後……オレは冴絵に、人目が無い校舎の裏に呼び出された。

 オレと向き合っている冴絵が、赤面しながら股間と胸を押さえ開口一番に言った。
「いったい、あたしの体に何をしたのよ!!? はぁはぁはぁ……こんな体じゃあ、まともに授業も部活もできないじゃない!!」
 冴絵は、耳まで真っ赤にしてオレを睨みつけて言った。

「数日前に、いきなり頭の中に『ユーザーの真央が、冴絵の乳房開発を開始しました』って変な声が聞こえてきて……胸が揉まれたり、乳首がいじくられているような変な感覚が続いて……それから体の別の場所にも変な感覚が……ちょくちょくと」

「どんな?」

 冴絵は、オレから視線を外すと尻を押さえてモジモジする。
「自宅で入浴している時に。そのぅ、お尻の穴に異物を入れられて、拡げられているような奇妙な感覚が……確認したけれど拡がっているだけで、何も入っていなかったし……クリトリスも今でも何かハメられている感覚だし……オシッコするとイッちゃうし」

「確認したって……アナルを鏡で映して? 直接、アナルを触って?」
「バ、バカ!! あんた、あたしの体に本当に何をしたの?」

『遠隔操作肉体開発』だよ」
 オレは不思議なアプリで、冴絵の肉体開発をしていたコトを告げた。オレの話しを聞いた冴絵は怒りと羞恥で顔を真っ赤にして怒鳴る。

「もどせ!! 今すぐあたしの体を元の状態にもどせ!!」
「開発しちゃったから、元の状態にはもどせないよ」



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あきゅろす。
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