姉と弟を強制的にセックスさせる@

※この作品は、隔月刊の不思議エッチ系コミック。アンリアル2015年12月号、漫画家『谷口さん』の作品『魂-インサート』のエロさから強いインスピレーションを受け、参考にして書いてみた。アンケートコメント作品です〔コミック・アンリアルは夜のオカズ(笑)と自分の作品ネタ原点です……いつも大感謝です〕


 その男子学生は、いわゆる引き籠りだった……ただ一般の引き籠りと大きく異なっていた点は、彼が超天才的な発明頭脳の持ち主だったというコトだった。

 部屋に籠ってドライバーやニッパーで何やら製作していた、引き籠り学生がニヤけた顔を上げる。

「完成した……【遠隔複数憑依ヘルメット】が」

 ポリバケツを利用して作った、剥き出しのコードが機器に繋がり電飾が施されている見た目は、悪い被りモノを男子学生は被った。

「この発明を使えば、この部屋に居ながら半径五キロ以内なら、憑依できる……ふふふッ、この発明を使って。あの姉と弟の肉体を操って」

 男子学生は一枚の隠し撮りしたらしい写真を、ポリバケツに開けた穴から凝視する……写真には同じ学校の制服を着た、男女が仲良く家の玄関から出てくる姿が写っていた……写真に写っているのは、向かいの家に住む姉と弟だった。

「毎日、毎日、一緒に登校しやがって……そんなに仲がいいのなら、姉弟以上の関係に変えてやるよ……へへへっ、ちょうどこの時間は授業中だからな。校舎はオレの家から射程距離内だ」

 歪んだ感情を持つ男子学生が、ポリバケツヘルメットにつけられたスイッチを入れると、電飾が点滅して奇妙な音がポリバケツから聞こえはじめた。

 白い煙がポリバケツから上りはじめ、椅子に座っている男子学生の体が痙攣しはじめた。

「おぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」

 男子学生の口と鼻の穴から、白い霧のようなモノが出てきて、やがて塊に変わり男子学生の体から強制的に霊体が排出される……魂の脱け殻となった男子学生の体は、鼻の穴と口から煙を出して、そのまま動かなくなった。

 傍目から見ていると間抜けな姿だが、その発明品の効果は本物だった。

 同時刻……校舎の教室で授業を受けていた姉は、何者かが自分の体に入ってくるのを感じた。

(なに? この変な感覚?)と、思ったのは一瞬だった……姉の意識は、肉体に侵入してきた何者かの歪んだ意識の力で精神の奥深くに沈められ……姉の肉体と精神は、憑依した引き籠り男子生徒に支配された。

 別人格の自我でニヤッと笑った姉は、いきなり椅子から立ち上がる。

 同時に、別の教室で引き籠り男子生徒に憑依されてしまった、弟が姉がいる教室のドアを勢い良く開ける。
 姉と弟が同時に喋った。
姉・弟「気分が悪いので、保健室に行かせてください!

 数分後……誰もいない屋上に向かって、廊下を歩いている弟と姉の姿があった。

 弟が前を歩き、姉が後ろからついていく。姉と弟が同じ笑みを浮かべる。

姉・弟「失敗、失敗、姉と弟に同時に憑依しているから、コントロールが難しいな……少し別々に体を操る練習をしてみるか」

 弟が惚けた表情で立ち止まると、後ろを歩いてきた姉が弟を追い越して先に歩く。

姉「なんとなくコツを……」弟「……つかんだ」

姉「この感覚を維持できたら姉と弟の体を……」弟「……別々に動かすコトができそうだ……ふふっ、もうすぐ姉弟以上の関係にしてやるからな」

 姉と弟は、施錠されていない屋上へ繋がるドアを開けた。

姉「確かこの裏に屋上でエッチしている奴らが持ち込んだ、マットが……おっ! あった、あった」

 マットが屋上に広げられ、その前に立つ、憑依された姉と弟……これから、この場で行われるのは、姉と弟の強制セックスだった。


弟「じゃあ、さっそく姉の方を脱がせるとしますか」

 姉が自分から脱衣して裸になっていくのを、惚けた表情の弟が眺める。

 弟の視線で姉の脱衣ショーを観ながら、姉の口を借りて喋る。

姉「着やせするタイプなんだな……結構、胸あるじゃねぇか」

 弟の前でブラジャーを外し、躊躇することなくショーツを下ろして裸体になった姉はマットの上に肢体を横たえる。

 ニヤニヤ笑いながら姉と弟が同時に言った。

姉・弟「おぉ、すげぇ……よし、弟の方も脱がせるぞ」

 今度は弟が、惚けた表情の姉に見られながら脱いでいく、最後の一枚を脱いで裸体になると、姉が自分の乳房を揉み回し……弟の方も同じ動きで自分の胸を触り回す。

 姉が自分の乳首をコリコリと、いじくるとシンクロしている弟も自分の勃起した乳首をいじくる。

弟「これが、女が乳房を揉み回している感覚か……女はいつも、こんな感じで自分の体を触っているのか……気持ちいい」

 姉が両手を自分の股間に差し込んで、性器を愛撫すると弟も姉が触っているのと同じ位置を愛撫する。

姉・弟「はぁはぁ……すげぇ、女の体すげぇ、ビンビンくる」

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