未来牧畜編A

 冴絵と真央は二回戦に突入した。

 今度は、冴絵が木の幹に半腰でつかまり、真央が後ろから挿入する体位を行った。

 この体位だと、メスも遠方を見渡し易い。

 四つ這いで突かれているメスたちと、腰を振っているオスたちの上半身が見える。

「ふぁもぅぅぅぅぅ」

 どの家畜人類たちも、繁殖に夢中だった。

 その時、集合合図の牧笛が鳴り響き。交尾を中断した家畜人類たちは一斉に畜舎へと向かう。

 もちろん、冴絵と真央も四つ這いの格好で他の仲間と一緒に、畜舎にもどる。

 畜舎内の自分の柵にもどった冴絵の乳房と下腹部を、牧夫が触って乳の張り具合と、受胎状態を確かめる。

「よしよし、今日も十分に張っているな……オスに揉んでもらったか、種付けもしてもらったみたいだな」 

 家畜人類の世話をする、人間の男は冴絵の射精された膣を観察する。

 白く濃い精液が膣穴からドロッと溢れているのを見た、牧夫は満足そうにうなずいた。

「これなら丈夫な子供が生まれそうだ……しっかり孕めよ、冴絵」

 冴絵は嬉しそうに「んもぅぅぅ」と、鳴く。

 牧夫は四つ這いになった、冴絵の乳房の下に搾乳用のバケツを置くと、冴絵の乳首を指でつまんだ。

 冴絵の乳首からピューッと、母乳が迸る。

 品種改良がされている家畜人類は、妊娠しなくても搾乳することができた。

 ぴゅっぴゅっと、搾乳されながら冴絵は甘美な喘ぎ声を漏らす。

「はんもぅぅぅぅぅ」

 冴絵のような乳人用家畜人類の役目は、一つ……新鮮な母乳を提供するコトだった。

 他のメスの家畜人類も、それぞれ搾乳されて恍惚とした表情を浮かべている。

「あはぁんもぅぅぅ」

 冴絵は搾られて乳を出し続けた。

【おわり】

[前へ]

6/6ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!