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あたなは・・・(セバフィニ)


あぁ・・・・あなたはどうして



ガシャーン・・・・


「セ・・・セバスチャンさ〜ん」

「・・・はぁ」


こんなにも憎いの方なのですか・・・



「ひっ!!!ごめんなさい・・・キッチンに入るなって言われてるのに・・・」

「フィニは自分の仕事に戻ってください」

「でも・・・片付けなきゃ・・・」

「いいから!!はやく仕事に戻りなさい」

「はい・・・」



こんなものをあなたに片付けさせるわけにはいかないですよ・・・

「フィニが怪我しちゃうもんなっセバスチャン?」

「バルド・・・何のようですか」

「素直になれよっ!!
"フィニ、あなたに怪我をしてしまうので片付けなくていいですよ"
ってな」


今すぐに殺してあげましょうか?


高笑いをしてるバルドの横でセバスチャンは殺意を芽生えさせている



「いい加減にしないか・・・」

「坊ちゃん」

「バルド.お前に頼みたいことがある」

「おっ!!なんでもやってやるぜ!」


なにを得意げに・・・
あなたにはなんの才能はないんですよ


「僕はバルドの作った飯が食べたい」

「「なっ・・・」」

「やっときたぜ!!!!俺の時代が」

「坊ちゃん・・・ほんとによろしいのですか?」


私は不安になり坊ちゃんにそう尋ねた


「かまわん.セバスチャン・・・僕はお前に用があるんだ」

「私に・・・ですか」



またおやつだのなんだの・・・とかくだらない内容でわないんですか?



「フィニが泣いてたぞ」

「へ?」

「どうせ貴様が泣かしたんだろ?」

「いえ・・・」


あっ・・・・
もしかしてさっきのことで


「思い当たるふしがあったのか・・・
まぁ・・・ほどほどにな」



そう言うと坊ちゃんはキッチンにあったケーキを大事そうにもち部屋へと戻って行った


坊ちゃんにまで言われるなど・・・


*・-・*・-・*・-・*



コンコン−


「フィニ?いないのですか?」

「・・・」


部屋から声や物音はしない
フィニがいそうな場所はすべてさがした


けどどこにもいない・・・


どうしてあなたは私が必要としてるときにいないのですか


*・-・*・-・*・-・*


「どうして僕ってセバスチャンさんを怒らせることしかできないんだろうね・・・」

「ニャー・・・?」

「ははっ・・・君に言ってもわかんないよね」



いた・・・
なんであなたはこんなところに


「君はさ、いつもセバスチャンに抱っこしてもらえるよね・・・」

「ニャっ!!」

「そっかぁ・・・君はセバスチャンに好まれてるんだねっ」

「ニャー!!!」



ザッ・・・−


「あなたは猫などに話しかけて楽しいのですか?」

「セっ・・・セバスチャンさん!?
どうしてここに・・・」

「探しましたよ・・・」

「し、仕事してきます!!!」


フィニはセバスチャンから逃げるように走って行こうとした


「フィニ!!!!」


フィニの名前を呼ぶとセバスチャンはフィニを抱きしめた


「セ・・・セバスチャン・・・さん?」

「もういいです・・・今日は仕事などしなくても」

「えっ・・・」

「すみません・・・あなたを怒鳴るつもりなどなかったんです

ただガラスであなたが怪我をしないようにしたかっただけで・・・」

「セバスチャンさん・・・」

「あなたが好きなんです」

「・・・はい」

「・・・いいのですか?」



私がフィニへ告白をすると
フィニはそれを受けとめるように目つぶって私を見つめている


・・・キスしろってことなのでしょうか?


「セバスチャンさんからしてくれないなら僕からします!」

「え・・・んっ」

「僕も・・・セバスチャンさんが好きです」

「・・・」


フィニは目を赤くするほど泣いていたらしい・・・

あぁ・・・私は執事としても悪魔としても役に立てない男なのですね・・・



「あの・・・フィニ?」

「なんですか??」

「・・・歯止めが効かなくなりそうなのですが・・・」

「セ、セバスチャンさん!?」

「すみません」



そう一言残し私はフィニを抱き抱え屋敷へ戻った



*・-・*・-・*・-・*



ガシャンッ−


「・・・またあなたですか?」

「す・・・すみません.ぼっ坊ちゃんにお茶を持ってこいって・・・」

「片付けはわた「僕も手伝います!!」・・・・」

「ダメ・・・ですか?」

「・・・・でわちり取りを持って来て下さい」

「はいっ!!!!」



−Fin−


甘々だな・・・・
鬼畜とかでも如月はいけまーす!!!



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