涼宮ナツキの憂鬱 プロローグU さて、今回の物語の主人公は俺たちの息子らしい。まあ結婚したんだし、ハルヒと俺の子どもができても不自然ではなかろう? まあコイツもどことなくハルヒに似ながらも俺にも似ている……様な気がする。顔はハルヒ、性格は俺に似ているというと分かるであろうか? 顔のハルヒはともかく、性格は俺に似てほしくはなかったな。かと言ってハルヒに似てもらうのも困るものだが…… 説明するのがめんどくさくなってきたな。手短にはなそう。ハルヒと俺の息子は今年北高に入学が決まった。ハルヒが強く薦めたからだ。晴れて四月から北高に登校する事となった。 ちなみにその北高だが、今は新設の校舎が立ち並び、進学校気取りはそのままで、長いハイキングコースもそのままだ。 コイツには他の学校に入学して欲しかった……と思うのは今さらで、コイツも学校の設備や距離などに納得し北高に受験したらしい。 結果は前述の通り合格し、四月から北高に登校する事となった。これもさっき言ったな…… とにかくコイツは新しい学校に期待をしているようだ。それがまさかこのようになるとはな…… [前へ*] [戻る] |