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サザナミ小説
羽。


いつも。
肩を凝るくらいに重装備。

毎日。
何者も通さないくらいに硬盾。

常に。
自分を護るための鋭劔。


これを所持していないと
恐怖に。
狂気に駆られる。

ふと。
軽装備になるコトができると
重い空気を溜めずにすむ。

一瞬。
でもいいから軽くなると
羽が生えた気がしたりする。

自由になりたいのに
その羽を紡ぐのは
いつだって自分。

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あきゅろす。
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