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華を咲かせよう
1.集合


「ひーくん、ひーくんっ!
バスケ本当上手だね!!」

「お、おぉ、つくるサンキュー!」

ぶんぶんとひーくんの腕を掴んで
大興奮の僕。
杏ちゃんも運動神経は凄く良かったけど、ひーくんも凄い!!。

「俺、頭は全然よくねぇけど、
スポーツは好きでそればっかやってたんだ。だから、よく運動バカとか言われてばっかだったけど、つくるに褒めてもらえると嬉しい」

と、ひーくんが突然真面目に言ってきた。
でも、最後照れていて僕も照れる。

「ひーくん、運動バカって悪いイメージがあるかもだけど、違うんだよ?」

「え?」

「バカって頭が悪いって意味もあるかもだけど違う意味でね、趣味に熱中してるバカって意味もあるんだよ」

「それでも、バカじゃん?」

「でも、趣味に熱中っていいことじゃない?。大好きな物があるってことだよ?。それに熱中できるっていいことだよ!!」

「……………すげェな、つくる」

「ん??」

きょとんとするひーくん。
あれ?僕変なこと言ったかな??
変なこと言ってたら恥ずかしっ!!

「いや、大人っぽい考えだなぁって。
つくる、カウンセラーとかになれそう…」

「僕がっ!?
初めて大人って言われた……///」

「んー、つくるは大人には
見えねぇけどな(笑)」

「がーーーん!!」

「ハハハハっ!
つくるは内面は大人だけど、
外見は子供だよ、でも可愛いから!」

「ぼ、僕はかっこ良くなりたいのっ!!」

「んー、ムリかもな(笑)」

と、ひーくんはニヤニヤしながら
僕の頭を撫でてきた。
大人って言われたのに…………。

結局は子供扱いか……………むぅー。





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あきゅろす。
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