華を咲かせよう 8.突撃後半 凪said 「えっ?!俺たちって有名人?!」 「日向は、バカとして有名人なんじゃないwww ?」 「うるせぇ!そういう、千夜は変態として有名人だろ、絶対っ!」 と日向と千夜は騒ぎだした。 要はまぁ有名人で当然だろって顔をしながら腕を組んでいた。まぁ、俺は頭を押さえてるけど…。 真面目ってキャラで通したはずが、 なぜ有名人になってんだろ、俺。 「で、田中直人。 俺たちが何でそんな噂の対象に成ってるのか話して貰おうか?」 「俺も気になるー!」 「日向、バカという現実をしりたいの? なんて、ドMなんでしょうwww 」 「だまれ、変態」 「お前ら煩いから。話が進まないだろ」 そして、分かったことがある。 こういう奴等がいるから母親ポジションになるんだよ。はぁ……。 「…………櫻木要は、情報を武器として色々してくる。噂では全校生徒分のプロフィールから過去の出来事は全て言えるんじゃないかと言われている…」 「ふーん……強ち間違ってはいないな」 間違ってないとか。 プロフィール?過去の出来事? えっ?要さんそんなことも知ってるの? 怖すぎるんだけど…つか、犯罪だよ、それ!とか言ったらマジでしばかれそうだから、口を閉じておいた。 「赤西千夜は下半身野郎と言われてるが、やることがえげつない。さっきも、俺のダチの首を絞めてやがったしな…。」 「それはごめんね〜♪ でも、俺のつーちゃんに手を出したんだからそれくらい当たり前でしょ? と言うか、殺られなかっただけ感謝しろよ、インポ野郎が」 と、いつものヘロヘロ声から一変。 マジボイスで話している千夜さん。下半身野郎って事は認めるみたいだな。 全然そんなの重要じゃないけど、怖すぎて焦る。 「掛橋日向は、バカなやつだが勘が鋭く運動神経はいいため、逃げても追いかけてくる」 「バカってことで有名なのかよ、俺っ!」 日向はそう叫ぶと倒れた。 そして、俺たちは放置← 「最後に天津凪は、人付き合いは上手い。そのため、支持率は高いがイラつくとすぐ蹴りが跳んでくるという暴力的な一面アリ」 人付き合いはそんなにいいのか?俺? 後はほんとんど合ってるから文句は言わないがこんなんで有名人とか本当最悪。 「本人を見るのは初めてだが、 噂通りの奴等だったな、あぁクソっ」 田中直人は机を蹴った。イライラしてきてるみたい。 「まぁ、茶番は置いといて、お前ら決まったのか?どっちにするのか?」 決まった? ………あぁ、あの選択肢か! 先生たちに話すか俺たちにボコボコ。 どっちも最悪だよなーってことは…… 「んなの知るかっ! ここでお前たちを 倒せばいいだけだろーが!!」 やっぱり。こうなるよね。 田中直人がそう叫んだらその仲間たちは俺たち目掛けて走り出した。 「わりぃ、俺ケンカ嫌いだから、3人で頑張れ」 と、要はこうなるのを見越したように つくるが居るところへ歩き出した。 嫌いだからやらないとか、あんなに情報をバラしてた奴が言うなって。 「結局こうなるの〜?w」 「全員倒せばいいだろ? 今までバカバカ言われたからイラついてるから丁度いい!!」 「はぁ、真面目でありたかったよ、俺は」 「「お母さん/凪が真面目?ないないwww 」」 と、2人は声を合わせて言った。 後で絶対しばく。 「俺を敵に回したからには〜、 自分の穴をちゃんと守れよ〜♪ これが終わったら速攻でゲイの友達にヤらせるから♪」 千夜からの死刑宣告。 「じゃあ、俺は 歯を二本抜かせて貰いまーす!! 確か今抜けると差し歯になるんだろ? わけーのに可哀想www 」 「じゃあ、俺も歯二本貰うことにする。 合計四本差し歯になる覚悟できてるってことで行かせてもらうよ」 「お前ら緩すぎ。 俺を敵に回したんだ。てめぇらの過去を明日 学校に張り出して、来れなくしてやるよ」 やっぱり要の宣告が一番怖いかな………。 『ドガッ!!/バギッ!!/ウギャァァァ?!/やめ…やめてくれぇぇぇ!!』 そんな音がこの空き教室に響いた。 借りは歯を四本というちっぽっけな 物になって返してもらったが…… 俺と日向の報復より要と千夜がやってくれるだろう。 さて、大切な子の目を開けさせよう……。 ←→ [戻る] |