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華を咲かせよう
4.


どうしよう…
手足は縛られてて立ち上がるのが
難しいくなってる……。
でも、早く逃げなきゃ
何か怖いことが起きる。

「んっ……」

手首を動かして縄が緩むか確かめたけど、動かすことも難しいくらい固く縛られてた。

「と言うか、先輩。
こんなことしてないで早くヤっちゃいましょうよ」

「そうだな……。
いつ、先生たちや生徒会が
来るとも限らないしな。
おーい、お前らもう入っていいぞ」

遡俐先輩が後ろにあるドアに向かって叫びながら歩き出した。瀬恋先輩はずっとニヤニヤとしながら近くにあったビデオカメラを操作し始めた。

「な、何をするんですか……?」

「はぁ?さっき、制裁って言ったじゃん。
何、怖くて忘れちゃった?」

綺麗な顔が酷く歪んだ。

僕が何をしたんだろう。
制裁って何?
痛いこと?

でも、こんな理不尽なことをされてるんだ。僕は悪くないと思う。だから、ここで負けちゃダメだ。

「怖がってません」

「ふ〜ん。まぁ、今に絶望するくらい大変な事が起きるから。ちゃんと鳴けよ?」

今まで話してた声とは違い、
どすを効かせた声を出す瀬恋先輩。

だけど、怖がっちゃダメだ。
負けちゃダメだ。
泣いちゃダメだ。

「おい、瀬恋。
準備はできたかー?
こっちはできてるぞ?」

と、先程まで教室から出ていた
遡俐先輩が帰ってきた。
だけど、遡俐先輩だけじゃなかった。

4〜5人の男の人を連れて帰ってきたのだ。

「うひょー、今回は上玉じゃん♪
こいつ、犯していいわけ?」

「鳴かせるの楽しみすぎるだろ…。
ヤベぇ、俺、興奮してきたwww 」

「俺もーw
起きあがちゃってるよ、俺の息子〜w」

と、僕の顔を見るなり、
そんなことを言い始めた。
全部意味は分からなかったけど、
気持ち悪い。

「そうよ。めちゃくちゃにしちゃって。
ビデオはセットしたから後はいつも通りで」

「はいよ〜、瀬恋ちゃん♪」

「頼んだぞ、お前たち」

「分かってるよ、遡俐」

「じゃあ、後はよろしく〜。
バイバイ、柏木つくるくん♪」

瀬恋先輩は綺麗な顔だけど
とても好意でやったとは思えない笑顔で
僕に手を振った。
カツカツと2人はドアから出ていってしまった。

「さて、ヤっちゃいますか!」

「えっーと、柏木つくるだっけ?
まぁ、名前はどうでもいいや。
頑張って、性処理として働いてね」

「お前酷すぎwww 」

と、先程の男の人は気持ち悪い笑い声を轟かせながら、僕に手を伸ばしてきた。

「やだっ!触んないでくださいっ!」

僕の手足は塞がれてしまっているから、
体を捩らせ触らせないようにした。
でも、

「抵抗されても燃えるけど、
めんどくさいんだけど」

「じゃあ、俺抑えるよ!」

「ついでに、座らせてやれ。
その方が服を破りやすし」

と、1人の男の人が僕の肩を押さえつけ、
無理矢理座らせた。
視界は良好になったけど、見たくはなかった。

「じゃ、今度こそ♪」

違う男の人が、僕のネクタイを無理矢理ほどき、そのままYシャツのボタンを

『ブチブチブチィ』

「うわぁあ?!」

と、引きちぎった。

「肌しろっ!!」

「女子みてぇー。乳首ピンク色じゃんw」

「なんで、なんでなんで!」

怖いことが起こるとは思っていた。
でも、服を破られるとは考えてもいなかった僕は当然パニック。
つい、僕は叫んでしまった。

「なんでって犯すからに
決まってんじゃんw
服のなんて、じゃまじゃねぇーか」

「犯す?」

「まさか、お前それもわかんねぇのか?」

知らない………。

「お前、男だろ?
見た目はそこらの女子より可愛いけどw。
まぁ、男だけど俺たちによってお前は女にされんだよ」

「女の子になるの??」

「そうだよーwww
俺たちのでけぇーち◯こをお前のケツの穴にぶっ指すの♪」

「えっ?」

おしり?刺される??

「おい、分かってねぇぞこいつ。」

「まぁ、いいんじゃね?
それより、先に俺から行くから」

と、1人の男の人が僕の胸に触った。
触っただけなのに鳥肌が立つ。

気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い

「触らないで……」

そう言ったけど聞こえず、
そのまま手は僕の乳首を掴み

「いっ!?」

引っ張った。
引っ張られるとは思わなくてとても痛い。

「もっと可愛い声でいってくんなーい?」

可愛い声って何さ!痛いのに!

なのに、掴む手は離してくれず、
ムニムニと触ってきた。


少したってからだろか。

「んっ!やめて。あっ……」

と、僕の口から今まで出たこともない声。

「感じてきてるじゃん♪」

感じる??
と、頭の中で考えてても胸がジンジンするような刺激がしてモヤモヤする…。

「やだぁ………」

意味が分からなくて、
泣かないと決めたのに涙が溢れそうになったとき、


『バァァァンッ!』



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あきゅろす。
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