華を咲かせよう 2. さて、僕は誰と暮らすのかな〜と、プリントに書かれた一覧表をじっと見てた。 「うわっ俺、千夜と暮らすのかよ?!」 と、前の席 ひーくんが叫んだ。 「へー、俺、日向と同棲かぁ。 日向、間違っても俺を襲わないでよね?」 「死ねっ!襲うかバカ野郎ぉぉ!!」 バチンとウインクした千くんに拳を震わせて叫ぶひーくん。意外と仲いいよね〜と呑気に考えてたら 「あっ俺、つくると同棲だ」 と、凪ちゃんの声。 「はぁ?眼科行ってこい凪」 眉間に皺をよせて 凪ちゃん睨み付けるかなくん。 「俺、目だけはいいからね。 つくる、これからよろしくね♪」 「あっ、うん!凪ちゃん、よろしくね♪」 「チッ」 と、凪ちゃんによろしくをしたら、 かなくんの舌打ち。 何か機嫌悪くするような事したかな?? 「いいなぁ、凪。 変態とつくる、交換しよーぜ!」 「100億年たったらな」 「俺たちもう死んでるんだけど?」 「日向〜、そんなに俺の事き・ら・い?♪」 「吐き気するほど嫌い」 「日向って正直だよね〜、 ねっ、つーちゃん」 「うん、本当だね! 嘘とかつけなさそう♪」 と、会話しててもかなくんは話さないし 凪ちゃんも途中で何か考え出しちゃった。 2人ともどうしたのかな…?? ←→ [戻る] |