華を咲かせよう 5.つくる×終稀 リクエスト ゆうき様のリクエスト _________________________________ 終稀said 今日はつくるとデパートデート。 そう、デート。つくるとデート。 あんの生意気な弟は、部活の新人戦とかで今日は欠席。だから、つくると俺だけっ!。 「やべぇ……にやける……」 因みにここはデパートのトイレだ。 流石ににやけ顔を周りの連中に見せる訳にはいかないので、俺は個室に籠ってる。 つくるとデートなんて何ヶ月ぶり? いつもあの弟のせいで邪魔されるが、今日はいない(出て行く時に杏にドヤ顔かましてきた)。 「………あ、こんなとこで時間を潰す訳にはいかねぇ!」 貴重なデートの時間を俺のせいで潰すのは嫌だ。それに、トイレの外で待たせてるけど……あの可愛いつくるだ。どうせ…… 「やっぱり……」 「離してくださいっ!僕、男なの!」 「こんなに可愛い男なんているわけねぇだろwww」 「そうそうw。それにこんな可愛い子なら男でもいいし〜♪」 たかが五分程一人にさせただけでこれだ。 いや、つくるが可愛いのは認める。 だけど…… 「泣かせやがって……」 喧嘩はつくるが泣いたからやめたが、 俺の大事な弟を泣かせたんだ。 関節をポキポキと鳴らし、俺はつくるに近づいた。 _________________________________ 「終兄ぃぃ、ふぇぇぇ」 「よしよし、頑張ったなつくる。 だから、ほらアイス買ってやるから泣くな〜」 ちょちょいとさっきのクズ野郎どもを蹴散らし姫さんを助け出し、ただいまデパートから出てきたところだ。つくるが泣いちまったんだ。こんな可愛い泣き顔を、他の奴に見せるなんて俺が許さない。 「一人にして悪かったな……?」 「うっひっく……終兄のせいじゃ…ないもん…」 涙目+上目遣い=理性総動員 実の弟だし、別に俺は男が好きでもないけど………うん、反応する←。 「つくる、怖いことがあったら迷わず俺を呼びなさい」 「うぅ……?」 「呼んでくれたら駆けつけるから。 あっ、呼ばなくても駆けつけるし、絶対守ってやるから」 ふわふわな髪を撫でながら、優しく言う。 「迷惑じゃない……??」 「バーカ、可愛い可愛いつくるが困ってるのを見捨てる訳ねぇだろ。わかったら返事」 「うぅ可愛いくないのに………」 「ん?」 「………ありがとう、終兄〜」 「どういたしまして。さっ、こんなとこで泣いてないで、アイス買うぞー!」 「う、うんっ!」 ゴシゴシと目元を擦り、笑うつくる。 うんうん、つくるはやっぱり笑顔が可愛い。 貝殻繋ぎをしながら、俺たちは再び自動ドアを潜るのだ。 Fin ___________________________ 初めてのリクエストで……… お気に召したでしょうか……あぁ、文才欲しい←切実。 結構グダグダな気がぷんぷんします。 少しでも萌えてくだされば、嬉しいです。 まだリクエストは受付中です←← ← [戻る] |