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赤と黒



と言うことで、ソウさんに文字の書き方を
教わるようになった。
また、マナーとか社交ダンスとか
この世界に必要だと思われる知識諸々も
教わることになった。

二日前、シンがソウさんに

「おい、ソウ。
カナデに文字とかその他諸々教えてやれ」

と、命令したときなぜかソウさんは

「えぇ、そのつもりです
シン様にその様な事言われる前から
もう準備してあります♪」

と、素晴らしい笑顔で言ってきた…。
えっ?準備?

「そうか、ならいいか。
まぁ、カナデ、頑張れ((ニヤ」

と、まぁこんな感じで今に至る。
まだ初めて二日目だが、

もうやめたい←

「カナデさん。
そこはこう書くとさっきから
言ってますよね?
また、字を綺麗に書きなさい」

と、ビシバシ注意される。
こう書くと言われても意味が分からない。
今まで字を知らなくて生きてきた人に
字を教えられてもわかるはずがない。
綺麗に書け?
これでも、綺麗に書いてるんだよ!!

「その様な字だと、読めませんよ」

読んでもらわなくて結k
「読んでもらえる字になりたいですよね?」

ソウさんはテレパシーが使えるようだ。
まぁ、一方通行の。

「あと、十回通り書いたら次は
数学の勉強ですからね?」

はぁ?!
と、思い隣にいるソウさんを見ると
真っ黒な笑顔で

「できますよね?」

と、言ってきた。
コクコクと怖さで頷く私。

「それは、よかった♪。
数学の勉強が終わったらおやつですから。
今日はこの前カナデさんが気に入った
マカロンにしましょうか 」

マカロン!!
うんうんと頷く。
この前食べたソウさん特製マカロンは
とても美味しかった。
最近のお気に入りだ。

「なら、頑張りましょうね?
マカロンが待ってますよ」

マカロンのために頑張ろではないかっ!


ソウsaid

本当カナデさんは扱いやすい。
まるで小動物のようですね、フフフ。



お菓子に釣られる小動物





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