これって生徒会!?
怖い話でもしましょうか!
夏目「貴様を呪い殺してやるー」
緑川「ぎゃああああああ」
池上「なんだよ、そのノリ」
夏といえばホラーだろ!
夏目「よし、怪談でもするか」
池上「…えっ……」
緑川「日向く〜ん、なーに逃げようとしてんのー?」
桐生「今日はゲストとして如月シオン君がきてくれてまーす」
如月「ゲストってなんだよ、俺は見学に…」
池上「シオン君ごめん、ツッコミ係パス」
夏目「あっ、てめっ日向!何帰ろうとしてんだよ!」
桐生「そうですよ!せっかくシオン連れてきてあげたんですよー」
緑川「シオンって可愛いよねー、ツンデレ狙ってるみたいで」
如月「狙ってねー…ですよ」
夏目「うわっw敬語ヘタクソwww」
池上「ちょっ、はーなーせー」
桐生「しょうがないじゃないですか、翔太先輩の命令なんですから」
池上「怪談苦手なんだよー(泣」
緑川「大丈夫、怖くなったらシオンに抱きつけばいいんだし」
如月「ちょっ、なんで俺が…」
池上「シオン君ごめん、怖かったら抱きつくから」
夏目「うわっ、あいつらホモだ〜」
緑川「ねぇねぇそれって『先輩×後輩』?それとも『後輩×先輩』?」
桐生「『後輩×先輩』だと思います」
緑川「てことはシオンがタチで日向がネコってことか」
如月「は…?何言ってんすか、先輩」
夏目「知らない方が幸せな事ってあるだろ?」
如月「キメ顔で言わないで下さい」
池上「シオン君ごめんね…バカしかいなくて」
緑川「バカで悪かったな(と言いつつ電気を消す)」
池上「とか言いつつ電気を消すな、つけろ」
夏目「はーい、ロウソクの火つけまーす」
桐生「怪談って誰から言ってくんですか?」
夏目「んーじゃあ隼、お前からな」
緑川「おっけー」
如月「本当にやるんすか?」
池上「さぁ…わかんない」
緑川「よし、じゃあいっきまーす!…昔々あるところにおじいさんとおばあさんが…」
池上「昔話かよ!」
夏目「そんな訳ねーだろ!なぁ隼」
緑川「う、うん」
桐生「目、逸らしてますよ」
如月「ウケ狙いだったんすか?」
緑川「んな訳ねーだろ!ほら、聞け…おじいさんとおばあさんがいました。おじいさんは山へシバかれに、おばあさんは川へ泳ぎに…」
池上「ちょっと待て、おばあさんだよな」
如月「大丈夫なのか」
夏目「それよりおじいさんのこと気にしてやれよ」
緑川「おばあさんが泳いでいると、どんぶらこどんぶらこ…と大きな桃が流れてきました」
夏目「そろそろオチ…か」
緑川「おばあさんはその桃を家へ持ち帰り切ってみました。すると中から…真っ二つになった血だらけの赤ちゃんがこっちを見てたんだー!!」
池上「ぎゃああああああ」
如月「あの…池上先輩」
池上「見えない、聞こえない、見えない、聞こえない…」
桐生「なんか呪いみたいですね」
夏目「よし、じゃあ次は俺な!」
如月「もうやめて下さい…」
夏目「これはある夜のことだった。ある男の子…ここではAくんと呼ぼうか。Aくんはいつも通り下校していた。帰り道には1つの公園があった。その公園には昔殺人事件があったという噂があった。Aくんはその時1人だったのです。どうせあんなの噂だろう…などと思っていた。そう…その時までは…」
緑川「どうしたの?翔太ー」
夏目「いや、ちゃんと5人いるよな…?」
桐生「いますよ」
如月「驚かすなよ…5人…えっ、5人?」
池上「次は絶対騙されな…7人!?」
夏目「うん、7人…いる」
滝川「ねー夏目くん、続きはー?」
テオ「会長、あなたがいることに皆驚いていますよ」
滝川「えっ!じゃあ自己紹介を…俺は滝川煌!よろs」
池上「お、お化けだー!俺帰るー!」
夏目「ちょっと待てって」
緑川「えー帰るのー」
桐生「翔太先輩待って下さい!」
如月「ちょっ…ハァ……帰るか」
滝川「……帰っちゃったね」
テオ「帰っちゃいましたね」
滝川「これ俺達の初登場…」
テオ「次に出番があればいいですね」
滝川「なんでこんなことに…」
[*前へ]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!