僕だけ見つめて囁いて? つまりは君が好きで 「…西田、朝飯まだだよな?」 顔を洗って、台所から西田を振り替える。 すると、西田はニッコリ笑って俺に答えた。 「もちろん。俺はカズの手料理食べに来てるんだから…」 「…あ、っそ…」 「カズの料理上手いし、カズのエプロン姿も可愛いし、おはよーのチュウも出来るし、…出来なくてもカズのこと大好きだから…毎日」 「っ、るせぇっての…黙って座ってろ…」 「んっ!」 恥ずかしいヤツ…。 「出来たぞ。」 「んー、うまそ…。いただきます。」 「召し上がれ。」 白米、味噌汁、玉子焼き、お浸しを二人分並べて食べ始める。 「カズ、今日飲み会来る?」 「んー…行く。お前は?」 「カズが行くなら俺も行く。」 「……何だそれ。」 怪訝な顔をして西田を見つめるとだって…、と少しシュンとした西田を見たら なんだか可愛くみえてきて… 「ぷっ…変なヤツ。」 「っ…!」 俺も相当、重症だ。 [*フイッ][ジーッ#] [戻る] |