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雲<綿菓子<君。
晴れた午後と君。




甘くて
苦くて

ふわふわで
ゴツゴツで

優しくて
恐くて

暖かくて
冷たくて

強くて
弱虫で

カッコよくて
カワイくて

真っ黒で
真っ白で

大魔王だけど
白馬の王子様














「今日ね、なっちーの夢みたよ。」

「マジで?俺どんなだった?」

「えっとねー…カッコよかったよ!惚れ直した!」

「マジか〜。妬けるな。」

「なんでぇ?…実物のが百億倍かっこいいよ?」

「…おう。」



なっちーはせきめん?(赤面)した。



「なっちーせきめん〜」

「うるせぇよ。つか、どこで覚えた。」

「国語のかなティーからー。」




なっちー

こと、


まつむらなっちー(松村那智)は

おれっ、なみかわりょう(並川令)の彼氏さんです。



「今日は、なっちーの夢見たから、一日中しあわせだねぇ…。」


後ろから回ってきた
なっちーの腕に包まれながらつぶやいた言葉は、屋上から見える一面の広い空にとけていった。



「もうお前、これ以上惚けるな。聞いてるこっちが恥ずかしいっつの。」


「だって、うれしいから…。」







「なっちー?」

「あ゛ー…お前、あんまり可愛いこと言うな…。」

「…んっ」


なっちーは優しくキスしてくれた。


「ヘヘ〜。キスされちゃった♪」

「お前、あーゆーコト他の野郎には言うなよ?」

「なっちーもこーゆーコト他の人にするなよ?」

「しねぇーよ!バカ!」

「おれもしなーい!」



ホントに今日も幸せな日。




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あきゅろす。
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