恋するあの子は無表情。
…ご、
涼太が俺を嫉妬心が激しい恋人だ…と告げてから、一体何時間経っただろうか…。
「なぁ!聞いてんのか!?」
本当はほんの2、3分しか経ってないんだろうけど…。
「嫉妬するのは解るけど、あんまりしつこいと嫌われるぞ?」
「お前にだけは…言われたくない。」
俺には耐え難い、拷問だ。
「俺は忠告してやってるんだぞ!?」
「……。」
あぁ、うるさい。
大声。
上からの物言い。
モジャモジャの髪。
分厚い瓶底メガネ。
「おい!また無視k「俺…お前嫌い。」は?」
俺はおーどー君を無視して歩く。
後ろでは騒ぐおーどー君と、「それじゃ、」っと言って俺を追ってくる涼太がいる。
もう、二度と、アイツとは関わりたくない。
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