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短編(生徒会長受け)




雪比奈『転校して来ました!日向雪比奈です』

類『席は…ああ、玲の隣しか空いてないな』


玲?さっきも確か…
僕の同室者だよね?


類『あの窓側から二番目の一番後ろな』

雪比奈『あ、はい』


あれが…玲?
頭の上に本を乗っけてダラーンと座って寝てるやつが?


類『あ、日向。そいつ俺の弟の姫宮玲。生徒会長だから』

雪比奈『生徒会長?!』

類『生徒会長をやらない生徒会長だから。まぁあとできっと誰かが教えてくれる』


は?!誰が教えてくれんのさ?!








そして授業が始まってしまった



一時間目、二時間目になっても起きない姫宮



だが三時間目の途中ふと起きた姫宮



ガタッ




先生『ど、どうした?姫宮?』

玲『…気分』


ん?気分?

姫宮は出ていった


先生『あ、隣の!えーっと』

雪比奈『僕?』

先生『そう!日向!追いかけて。今すぐ!』

雪比奈『え?!あ、はい!!』


僕は急いで追いかけた





雪比奈『姫宮!』


姫宮は結構先まで歩いていて
壁に寄りかかっていた


玲『だ…れ?』

雪比奈『あ、僕は転校生の日向雪比奈』

玲『転…校生?俺にっ…さわっ……うっ…』

雪比奈『顔色悪いよ?!保健室!保健室ってどっち?!』

玲『ゲホッゲホッ』


気持ち悪かったのか姫宮は吐いてしまった


雪比奈『大丈夫か?!』



『おい、授業中だぞ?こんなとこでなにして…姫宮?!』

玲『ゲホッゲホッ』


まだ吐き続ける姫宮


雪比奈『あの!保健室ってどっちですか?!さっきっから姫宮吐いてて…』

『お前、ああ、転校生か。姫宮、俺に掴まれ』


姫宮は首を降る
だが無理矢理その人は姫宮を姫抱きにして歩いた
それを追うように着いて行った




















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