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生徒会長様の事情(一章完)
9

体育祭が終わりを向かえ
生徒会長の挨拶で棗は台にたった



棗『まず今日は折角の体育祭だったのに少し騒がしかったことを謝る。すまん。体育祭をやっている間ちょっとした事件が起きた。だがすぐに解決した。心配しないでくれ…話しは以上だ』


棗は台からおりて
千景に先に帰ることを伝え寮に戻った















寮の部屋



棗『美都に電話しよ…』



プルルッ


「どうしたの?棗??」

棗『美都の…声が聞きたくなった…』

美都「何かあった?」

棗『……俺ね、決着つけることにした』

美都「え?」

棗『克服しようと思って……父様のこと……』

美都「会うのか?!」

棗『まだ…会わないけど……そのうちね』

美都「もう少ししたらそっちの学校通えるようになるからもう少し待って」

棗『ごめんな美都。もう俺、美都がいないと生きていけない』

美都「棗、そろそろみんなに話さない?あの人たち待ってるよ、棗が話すの…」

棗『わかってるっ…でも絶対嫌われるから…もう少し…』

美都「棗がそういうなら……というか棗お前なに考えてるんだ??」

棗『美都にはわかるか……大丈夫。俺がみんな守るから心配するな』

美都「そういうことじゃないんだけど……まぁいいよ。二学期になれば通えるからまたな」

棗『うん、また』


棗は電話を切った







[戻んのか?][進むのか?]

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あきゅろす。
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