生徒会長様の事情(一章完)
15[陸]
棗『陸……好きなようにしろ………だが銀のことは口にするなよ』
棗さんは出ていった
ありがと…棗さん
陸『実は………』
俺は全てを話した
あの日のこと
今まで人を殺し続けていたこと
ある人が助けてくれたこと
全てを話した
郁『お兄ちゃんごめん』
陸『こんな俺でも兄といってくれるのか?』
郁『当たり前じゃん』
安曇『陸くん、君は俺が引き取るよ』
陸『え?』
郁『本当?安曇さん』
安曇『郁と陸は双子だからしょうがない』
陸『ありがとうございます…』
嬉しい…
郁とまた兄弟でいられる
ありがとう棗さん…
[戻んのか?]
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