天使と悪魔に愛された女神
4〜沙良side〜
俺は勢いよく理事長室の扉を開けた。
沙良「叔父さん!」
理事長「沙良!どうしたんだい?笑」
叔父さんは俺をギュッと抱きしめた。
沙良「叔父さん、、、俺って悪い子なのかな、、、」
理事長「な!沙良が悪い子な訳ないじゃないか!」
叔父さんは、一体誰がそんな事を、、、と
悲しい顔をしていた。
沙良「、、、だってみんな俺を邪険にするんだ、、、蓮司達も俺を見てもくれないんだ、、、グスッ、、、」
泣く俺を叔父さんはギュッと抱きしめた。
理事長「大丈夫だよ、沙良。私が何でもしてやる。」
沙良「俺、、、生徒会に入りたい!」
理事長「生徒会に?」
びっくりしながら叔父さんは
俺に聞き直す。
沙良「香川を助けたいんだ!やりたくない生徒会に縛り付けるのは可哀想なんだっ!!だから俺が解放してやりたいんだ!そうすれば、香川も俺ともっと仲良くなって自由になれるはずなんだ叔父さん!!」
理事長「香川君に冷たくされてるのに、、、いい子だよ沙良は、、、分かったよ!沙良の頼みだし健気な沙良の為だから話してみようね^^*」
と、甘く笑いながら叔父さんは
チュッとちゅーした。
今解放してやるからな、、、
蓮司の傍に居るのは俺しか居ないんだから、、、
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