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episode1-18



「先輩の話しからするとそう考えるのが普通じゃないですか?……ただ。」



つまみに箸を伸ばしたテンゾウの動きが止まる。



「ただ、何よ?」



「ナルトもシカマルも男です。簡単に人前でそんな話しするでしょうか?」



テンゾウの意見は尤もだ。



「それは俺も思ったよ。だけどね、あの会話が何よりの証拠じゃない?」



「まぁ……。」



「だからね、思ったんだけど。シカクさん達公認の仲なんじゃない?」



「…まさか!」



「俺も信じられないけどそれしか納得できる理由がないんだよね。」



「………。」



シカマルの父親であるシカクがいくらナルトの事を小さい時から知ってるとは言え、息子が男と付き合ってるのを簡単に認めるとは思えない。



だけど、カカシが言う様にこれが一番しっくりくるとも言える。



と、いうより何でこんな事で自分が頭を悩まさないといけないのか…。



「あ、もうさ!いっその事本人達に聞くってのはどう?」



名案だ!言わんばかりの笑顔でカカシは手を叩く。



「そうですね、それが一番早いんじゃないですか。」



もう何でもいい、気になるなら自分でどうにかして。と心で呟きながらカカシの考えに賛同する。



「じゃ、テンゾウ!シカマルに電話して。アイツら今一緒にいる筈だから。」



「は!?なんで僕が…。」



「テンゾウが聞き出すんだから当たり前でしょ。」



何で僕が……。なんて思ってもカカシに逆らえないテンゾウは渋々ポケットから携帯を取り出した。

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あきゅろす。
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