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それでも僕は-02







―――告白した日から2週間が経った。







あの日、先生が俺に言った事は簡単に言えば"2番目でもいいなら"ってことで。



そんな事を簡単に言ってのけた先生は最低な男なんだけど。



…だけど、俺はバカだから。



先生が最低とかそんな事よりも、2番目だとしても俺と付き合ってくれる気があるって事が嬉しくて、飛びついて喜んだんだ。



―――傷つくとわかっていても。







その日の夜、先生は俺を抱いてくれた。



男の俺なんか抱きたいの?



って正直思ったんだけど、カカシ先生はそんなの気にしてないみたいで…。



俺はというと、初めてでよくわからなかったし、痛みも凄かったけど、普段見ない先生の表情や声を聞いたらそんなのどうでもよくなって、こんな先生を見れるならいくらでも抱かれたいって思った。







俺が"好きだってば"そう言うと、先生は優しく微笑んでくれる。



だけど絶対、先生は俺に"好き"とは言わない。



だって俺は2番目だから。



先生の"好き"は1番目の人のものだから。



ちゃんと、わかってる。

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