それでも僕は
いつもと同じ任務の帰り道｡
ただひとつだけ違うのは…
｢センセー｡｣
｢ん?｣
｢付き合って｡｣
いつからかなんてわからないけど､
憧れから恋心に変わった先生への気持ち｡
伝えちゃいけないってわかってる｡
だけどそれももう限界で｡
｢あー…､うーん…｣
｢やっぱ気持ち悪ぃってばね…｣
こんな結果もわかってたこと｡
だけど…気持ちだけは伝えておきたかったんだ｡
｢や､そうじゃなくてね?俺､付き合ってる子いるんだよね…｡｣
｢そ､そっか｡じゃ､しょーがないってばね!今のなかった事にしてくれってば!｣
先生は優しい｡
こんな告白､迷惑なはずなのに俺が傷つかないように気遣ってくれる｡
｢ねぇ､それでもいい?｣
｢は?…なに､が?｣
｢だからね､彼女いるけどそれでもいいなら付き合ってもいいよって事なんだけど｡｣
先生の言ってる意味がよくわからなかった｡
それでも僕は
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