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それは狂者の愛し方(仮)-08







…ふふ。

嬉しいってば。








そう呟く子供の息遣いは荒く、頬は紅潮し、目はトロンと虚ろで。







これだから手放せない。







子供の中に収まったソレがまた質量を増す。







……………………!!

あッ、やッまた―ッ!

なん…でェッ!?








いくら抵抗めいた言葉を並べてみても快感に従順な子供は本能に逆らうことなどできるわけもなく。







あぁ…んッ、イイッ!

もっとちょーだいってばぁ…んッ








艶めかしい表情でもっと、と強請る子供の姿はまるで娼夫のよう。







オレはオマエの、なんでしょう?

オマエもオレの、だよね?

だから今度はオレがオマエに植え付けてあげる。








狂気に満ちた大人はソレによって堕ちていく子供に狂喜する。







それは二人の愛に終わりがこなければ果てしなく続く。







だってこれはまぎれもなく愛、だもの。











もしこの愛に名前をつけるなら







それは、狂愛。
















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