最高の
『ごめん、また今度な』

「まじかよ...わかった。また、『プッ。ツー、ツー、ツー』

「ツー、ツーじゃねぇ!」


元気にもことわられた。これで8人目。
今日は何の日だ?俺の誕生日だ!

なのにみんない忙しいだの、用事があるだの断られる。今日に限って。
彼女である名前にまで断られた。
俺の存在価値ってない?ていうか全否定...

なんだよー、チキショウー


俺はベッドにダイブして枕に顔を押し付けた。
自分を哀れみながら、ダメージを回復するため、とりあえず昼寝する事にしよう。




どれくらい寝ただろう?
枕元においてあった携帯を見・・・
携帯が無い。
確か、電話して枕元に置いたはず。

もう一度枕元を確認する。やっぱり携帯は無い。

それと何か違和感。何だ?

ぼんやりする頭でフルに脳みそ使って考える。


真っ白のシーツ
枕元には俺と名前の写真
ピンク色のカーテン

見慣れた部屋だけど...

あ。

「俺の部屋じゃねぇ」


考えてみたらここは、名前の部屋だ。
ますます意味が解らない。
みんなに無視されてとうとう頭がおかしくなったのか?



その時勢いよく扉が開き、大げさなクラッカーの音が部屋に鳴り響いた。



「「「「「おめでとーーーー」」」」」

俺の志向回路停止。


名前「おめでとう、じゅった!」

馬場「おめでと!」

兼崎「おめでとう。」

夕輝「何で・・・」

桐山「大変だったんだぜ?」

桜田「じゅったをここまで運ぶの。」

小野「まぁまったく起きる気配無かったけど」

柳下「でも、ひやひやしたけど。」

川原「うける!」

「「「「「あははは」」」」」

夕輝「み、みんな予定は?」

大河「そんなの、嘘に決まってんじゃん」

名前「ごめんね、じゅったを驚かそうと思って。」

夕輝「おまえらーー!!!!」



2008年5月27日(火曜日)

俺は23歳になった。
23歳の誕生日は、みんなに騙されて驚かされ、祝われました。

最高の誕生日

お前らみんな大好きだ!



*出演*
夕輝壽太、名前さん、馬場徹、兼崎健太郎、桐山漣、小野健斗、大河元気、桜田通、川原一馬、柳下大
(出演キャストは作者の独断と贔屓で/笑)








-ao-
Happy Birthdayじゅった。
みんなに愛されてる感じが好き。




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あきゅろす。
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