鷹龍学園 舜サイド 〜舜サイド〜 「…つまんねぇ。」 俺は朝、食堂を出てからずっとここでサボっていた。 授業とか 誰がすっかってんだ。 めんどくせぇ。 「てか、また葎と話せなかったし。 それもこれもあいつのせいだ。…あの眼鏡やろう。 ぜってぇ次は邪魔させねぇ。」 俺は、そう胸に誓い …目を閉じた。 それからどれくらいたったか知んねぇが、誰かが教室に入って来んのがわかった。 「やっぱ、寝てる。」 ん? この声もしかして… 葎か? 「てか、寝ててもこのかっこよさかよ…ι …俺にも半分よこせ。」 ハハッ こんなこと俺に言うやつなんて葎くれぇしかいねぇよな。 「…このサボり魔め。 って 俺も人のこと言えねぇかι まぁいいや。はやく教室もどわっ 俺は、まだなんか言ってる葎の腕を引っ張り、顔を近づけた。 葎は突然のことで、この状況を理解していない いや したくないのだろう(笑) [*前へ][次へ#] [戻る] |