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鷹龍学園




「……り…、…葎。」



「はい?!」


俺は後ろから葎と呼ぶ声に驚き、返事をしながら後ろを振り返った。



「……大輝?」

「葎、ちょっと来て。」

「え、ちょっと大輝。」



突然現れた大輝に手を掴まれ、そのまま大輝に連れていかれる俺。



ちょっ、大輝、俺をどこに連れて行く気なんだ!






―――――
―――




「………ここって。」


大輝に連れてこられた場所は体育館の舞台袖だった。


……まさか。





「…葎、ごめんけど、

アレ、どうにかして。」



大輝が申し訳なさそうに指さしながらそう言った。

その指の先には…




泣きながらだだをこねる雅兄がいた…。


アレって、雅兄ですか…。




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あきゅろす。
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