鷹龍学園
寂しそうな顔
…つい抱きしめてしまった。
いや…俺も自分のした行動がよくわかんねぇ…ι
なんかこいつの顔見てるとこうしねぇといけねぇ気がした…。
「…なんで抱きしめてるの?」
「いや…
俺にもわかんねぇι
ただ、お前が寂しそうな顔してたから…。」
うん、たぶん…そうだ。
…根拠はないけど。
「寂しそうな顔?
俺が?」
「…俺にはそう見えた。」
「…っ。……葎には…わかんのかな………。」
「え……?」
「……俺は小さいときから親がいないんだ…。
…だから
しょうがないんだよ…
寂しくて、寂しくて…
こうするしかないんだ…。
もう…
…1人は嫌なんだ…。」
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