鷹龍学園
朔サイド
〜朔サイド〜
「朔!てめぇ葎にキスしやがったな!」
「それがなに?
だって僕も葎気に入っちゃったんだもんv」
「なっ…」
「!?」
───
「その仮面いつとんの?」
────
こんなこと
初めて言われた…。
…俺は小さいころから自分を隠してきた。一人称も俺じゃなく僕にした。
その方が何かと都合が良かったから…。
でも…
正直つらかった…。
本当の自分をわかってほしいと何度も思った。
でも…こいつ等以外誰もわかってくれなかった…。
こいつ等でも俺の本性に気づくのに結構かかった。
だけど葎は…
すぐ本当の俺に気づいた…。
すごく嬉しくて
思わずキスをした。
優しく触れるだけのキス。
次はどんなことしてやろうかなv
それから、こいつ等には絶対渡さないよ。
「…フフ
これからが楽しみだ。」
「「………(恐)」」
〜朔サイド終わり〜
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