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鷹龍学園
名前


「…どうしたの?それより君、ホント可愛いね。名前は?」


俺の願いは受け入れてもらえないみたい…。妙なオーラが未だでてるよ…。



「…いや、俺なんか可愛くねぇし、それに俺の名前なんて知る必要もないだろ。」


うん。
ホントそうだよ。
なんで俺にかまうんだよ。かまうなら、他のヤツかまえ。ほらそこら辺にいるじゃん。チワワみたいなヤツらが…。





「知る必要はあるに決まってるじゃん☆だってクラスメイトだよ。俺等☆」



あ、俺の近づきたくないヤツNo.1の人。(今のところ)

「いや、まぁ…そうなんだけど…」


俺はあんたらと関わりたくないだよ。ってもう今さら遅いか…



「…久遠葎。」


しょうがねぇから教えてやるよ。名前なんかいつかはわかってしまうんだし…。

「…葎か。」

「葎君だね。」

「葎って言うんだぁ☆」

「……。」







なんでみんなが答えてくれるんでしょう…。いや、1人は無言だったけど。

ハスキー君が。




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