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鷹龍学園



それにしても…


あれは恥ずかしかったな…。


俺は手で顔覆い、雅兄にしたことを思い出していた。



――――――







「……ま、雅兄…、お、俺、雅兄がちゃんと、か、会長の仕事をしてるとこ、みたい、から…だから、………頑張ろう?」






ストップ、ストッープ!


何、
思い出してんだ俺ぇー!!


てか、なんだアレ?!
俺、なんで涙目なの?!
しかも首かしげるって、何がしたいんだぁー!!





そう、俺が雅兄したこと、

それは

涙目&首をかしげる

だった…。



大輝が、それをしたら雅兄はちゃんと仕事をするよ、って言ったからしたけどさ…俺へのダメージが大きすぎるじゃないか!!

いや、前にも似たようなことはしたけどさ…。
それとこれとは話しが別なんだよ…。

…まぁ、結果は、大輝の言う通り、雅兄はちゃんと仕事をしたんだけどね…。

そりゃぁもう、上機嫌で。


……ホント謎だよ、雅兄。



…だけどな、問題はそのあとなんだよ…。

俺が先輩たちの方に視線を向けると、みんなバッと顔をそらすんだよ…。
俺が何度顔を向けて、俺の顔を見ようとしなかった…。

…あー!!そんなに見られないほど、俺の顔は酷かったのかよっ!!


…いいもん、俺だって、わかってるもん…。

だからってさ、あからさまに顔をそらさなくたっていいじゃんか…。


それに、それをしろって言った大輝さえも、俺の顔を見ろうとはしなかったし…。


…ホント、俺泣きそ。




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あきゅろす。
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