鷹龍学園 大会 ―――――― ―――― 今日は待ちに待った 大会当日。 …いや、 そんなに待ってねぇや…。 …まぁ、最初は恭哉と一緒に出来るから頑張ろう!って思ってたんだけど…なんか、あいつらを見てたらやる気なくした…。 だって、何かを企んでんだよ…。何を企んでるのかはわかんねぇけど、…ぜってぇ危険な感じがする…。 俺、大丈夫かな…。 …そんなこんなで大会を迎えてしまった俺なんだけど、今は海斗たちと一緒に体育館に向かっている。 「なぁ、今、思ったんだけど、大会って何すんの?」 俺は隣にいる海斗にそう聞いた。 「それはまだわかんないよ。当日にしか大会の内容は言わないからね。」 「あ、そう言えばそうだったな。」 お楽しみってやつか。 あー…それにしても 人が多い…。 周りを見渡せば人、人、人。 …はぁ、俺、この人の多さには慣れそうにねぇや…。 [次へ#] [戻る] |