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鷹龍学園



「え、葎、恭哉と組むの?」


俺の言葉にいち早く反応したのは泰先輩だった。



「え、…組みますけど。」


いや、…まだ、恭哉にOKもらってないけどな…。





「は!葎、そいつはやめとけ。マジ、俺、そいつ苦手…。」


そう言ってきたのは、意外にも一真だった。

そんな一真はソファーのはしっこでちょこんと座っていた。


…一真らしいι


てか、

「何言ってんだよ、一真。俺は恭哉と組むって決めたんだ。それに、なんで苦手なんだよ。」



「…いや、ここにいるほとんどのやつがそう思ってると思うよ…。」



………はぁ?


って、先輩たちがめっちゃ頷いてる…。



「……なぁ、恭哉、お前、先輩たちに何かした…?」


この感じ…もしかして恭哉、嫌われてる…?



「……知らない。俺、この人たち知らないから。」



そう言った恭哉はめっちゃ不機嫌だった。


恭哉…さっきからどうしたんだろ…。




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あきゅろす。
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