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鷹龍学園



「葎、離せ。俺は生徒会室には行かない!

生徒会室にはあいつがいんだよ…。」




あいつ?


…誰のこと言ってんだろ。


「…だから、俺は行きたくないんだ!」




………恭哉。





俺は足を止め恭哉の方に振り返った。



「……恭哉、ごめん。







もう、着いちゃった。」




俺らが立っている前には、生徒会室の豪華な扉。

ってことで、

無事到着。






「なっ!俺は帰る!」

「え、
ここまで来たのに!?」


せっかく苦労して連れてきたのに帰られたら俺、困るんだけどな…。


「…だって、ここにはあいつが…」



「……なぁ、恭哉が言ってるあいつって誰のことなんだ?」


…そいつのこと嫌いなのかな。



「……それは…」


「……それは?」






ガチャ


とそこで突然生徒会室の扉が開いた。



誰だろ。




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