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鷹龍学園




「……はぁ、葎、これってどこに向かってんの。

てか、
ここの階ってまさか…。」



「え?生徒会室に向かってんだけど。」



ほら、あとちょっとで生徒会室に着くぞ。






「……俺は帰る。」


「なっ!おぃ、そっちは生徒会室じゃねぇって。」


恭哉、どこに行こうとしてんだよ!

てか、ここまで来て帰られてたまるか!



「…俺は生徒会室に用はない。」


「そんなこと言うなって…、俺、組む相手を見つけて来ないと酷い目に会うんだって!」



あの中から選ぶとか…


マジ無理…。




「……なんで組む相手が俺なんだよ…。」




「………なんでかな。」


「…………帰る。」


「あーごめんなさい!!嘘です!俺は恭哉と組みたいんです!だって、俺ら友達だろ…?」



ピタッ


「…………友達…。」



俺がそう言うと恭哉の動きが止まった。


よし、今だ。


「行くぞ!」


「え、うわっ。」


俺は恭哉を引っ張って生徒会室まで走った。


恭哉を手放すわけにはいかないんだ!





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あきゅろす。
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