鷹龍学園
集会
「ふぁ〜ぁ…眠い。」
神崎たちがこの学園に来て、かれこれ2週間がたった。
まぁ、2週間といったらあっというまに感じるんだろうけど、俺のその2週間はすさまじいものだった…。
舜や朔からの過激なセクハラから始まり、光のわがままや、翔のセクハラ発言に悩まされた…ι
いや、これだけならまだしも、これに加え生徒会の方々からの過剰なスキンシップもあった…。
そのたび海斗と一真が怒ってたなぁ〜…ι
まぁ、そんな生徒会の方々は今目の前にいるんだけどな。
壇上に。
「会長の久遠だ。今から3日後に開催される大会について説明する。」
あ〜
壇上に立っている雅兄が別人に見えるよ…。
…ホント俺がいないときはしっかりしてるよな。
「この大会は基本2人ペアで参加してもらう。学年は一切問わないから好きなように組め。」
えー…ペア組むのかよ。
…めんどくさい。
サボろっかな…
「いい忘れていたが、この大会は全員参加だ。サボったやつは有無を言わさず退学となるから気をつけろよ。」
たっ
たいがくぅぅー?!
ありえん!その基準がありえん!たかが学校の行事だぞ!なんでサボっただけで退学なんだよー!!
「ペアが決まったやつは、必ず生徒会に報告すること。大会の詳しい内容は当日説明する。以上だ。」
そう雅兄が言ったあと、みんなが一斉に声をあげた。いわゆる奇声というやつだι…まぁ、生徒会が全員そろってるもんな。しかも壇上に。みんなありえないほどかっこいいからわからないことも…あるなι
あんな声を出すほどいいもんか俺にはさっぱりわからん。まぁ、みんないい人たちだけどさ。
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