[携帯モード] [URL送信]

鷹龍学園
会長と副会長

「…なぁ葎、そいつら誰だ?」



「ぇ、あ、舜たちは知らないのか。この人はこの学園の副会長さん。名前は、」


っとそこで泰先輩を見た。


「…俺はこの学園で副会長をやっている藤堂泰弘だ。」

俺が言いたいことがわかったのか泰先輩はそう言ってくれた。


「「「「副会長?」」」」


「おぅ。んで、俺に抱きついてんのがこの学園の会長。」





「はぁ!?こいつがか?」



…舜、気持ちはわかるけどそれを言っちゃダメだよι



「ねぇ、葎はその会長のことまさ兄って呼んでたけど、まさか兄貴って言わないよね?」



「ぇ、兄貴だけど。」




なんだ、朔のそのありえないって言う目は。


「こんなんだけど、ちゃんと会長の仕事はしてるぞ。(たぶんだけど)」


ちょっと不安になったから、泰先輩をチラッと見た。


「…あぁ、ちゃんと仕事はやってるよ。(葎のことになると別だけど)」


「ほらな。てか、雅兄いい加減はなれろ!」

いつまで、抱きついてやがる!


「いーやーだー!!ずぅーっと会ってなかったんだからこんなんじゃ足りない!」


「………。」


俺にどうしろと!




[*前へ][次へ#]

90/121ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!