鷹龍学園
会長と副会長
「…なぁ葎、そいつら誰だ?」
「ぇ、あ、舜たちは知らないのか。この人はこの学園の副会長さん。名前は、」
っとそこで泰先輩を見た。
「…俺はこの学園で副会長をやっている藤堂泰弘だ。」
俺が言いたいことがわかったのか泰先輩はそう言ってくれた。
「「「「副会長?」」」」
「おぅ。んで、俺に抱きついてんのがこの学園の会長。」
「はぁ!?こいつがか?」
…舜、気持ちはわかるけどそれを言っちゃダメだよι
「ねぇ、葎はその会長のことまさ兄って呼んでたけど、まさか兄貴って言わないよね?」
「ぇ、兄貴だけど。」
なんだ、朔のそのありえないって言う目は。
「こんなんだけど、ちゃんと会長の仕事はしてるぞ。(たぶんだけど)」
ちょっと不安になったから、泰先輩をチラッと見た。
「…あぁ、ちゃんと仕事はやってるよ。(葎のことになると別だけど)」
「ほらな。てか、雅兄いい加減はなれろ!」
いつまで、抱きついてやがる!
「いーやーだー!!ずぅーっと会ってなかったんだからこんなんじゃ足りない!」
「………。」
俺にどうしろと!
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