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新感覚RPG Sexual Fighter(本編)
◆奇妙な事務所?◆
奥の部屋は一面に巨大スクリーンが設置され、タッチパネル式に様々な依頼が表示されている。

レイプ犯や飛んだ客、爆弾ホストなどの賞金首をハントする『ブラックリストハント』

ボディーガードやセキュリティ管理、警備など護衛要素の強い『ガードマン』

そして指定されたアイテムを探したり盗んだりして入手する『トレジャー』
この三つが主な依頼内容だ。

難易度の高いものほど報酬も弾むが、一定以上の職業レベルがないと依頼を受けることすら出来ない。

現在の勝の職業レベルは【イカ臭い連盟】評定ランク【F】。
つまり最弱だ。

【F】で受けれる依頼は相当ショボい。
報酬も1000円前後が大半だ。

勝】『なんでティッシュ配り1時間分しか報酬ねぇんだよ…』


浣】『つべこべ言わずさっさと来るんだ』

更に奥の部屋の扉が開く。


勝】『ちっ…マジ何なんだよアイツ。
神経質そうな面しやがってよ』

やはり反抗的な勝。しかし入社初日から問題を起こすわけにもいかず何だかんだついて行く。


奥の部屋は雰囲気の違った空間だった。
内装は豪華でVIPルームの様な高級感
ソファーやローテーブル、灰皿に至るまで全てが最高クラスの品質で揃えられている。

絵画の様にして壁に飾られているのはモニタ―の様だ。
しかし覗き込むと画面に表示されたクエストの難易度は【SS】だった…

一体どれほど危険で困難なのか…今の勝には予想もつかない。


浣】『ここは普段は幹部以外出入り禁止だ』

唖然とする勝に浣腸院が投げ掛ける。

つまり今この部屋で偉そうに煙草を吹かしたり寛いでる連中は幹部ということだろう…

中でも一番偉そうな男を静かに歩み寄って来た。

浣】『あの方が【もっこりもこみつ事務所】のリーダー、チョメさん・ジョースターさんだ』

男はキッチリとスーツを着こなし紳士的な態度で挨拶をした。

品性のある物腰に洗礼された仕草…
その様子まるで、は小さい転から『真の紳士』を目指していたイギリスの貴族の様だ。

そんな落ち着いた雰囲気とは不釣り合いな程に大きく逞しい身体は、スーツごしにも鍛え抜かれた強かさが伝わってくる。
かなりの長身で、190センチぐらいはありそうだ。


続いて浣腸院はその横に座る老人を見るよう視線を促す。

浣】『あちらは副リーダーの常はセフレ・ジョースターさん。
リーダーの孫にあたる方だ。
主に我々を指揮しる立場にある、失礼のないようにな…』

勝】『孫?!なんで孫のが歳とってんだよッ!!?』

浣】『それは…チョメさんさんは―…』

勝】『チョメさんさん?!』

浣】『うるさい。

チョメサンさんは若くして亡くなっている設定なんだ。
それも新婚で…』

勝】『え?!死んでんのかよ?!』

浣】『死んでないッ!あくまで荒木先生の設定としては…だ!
あんまりツッコミを入れるんじゃあない!!』

勝】『誰だよ荒木先生って!!』

浣】『知らないのかッ…歴史的大ヒット作【処女の奇妙な冒険】を生み出した【荒木ピロ彦】先生を…』

勝】『知らんわ!
何だか聞いた事あるフレーズだけど断じて知らないッ!!』

浣】『信じられん…

まぁいい。荒木先生はこの事務所の創設者でもある。
知っておけ!!
資料室に行けば六部編成の漫画が全巻そろっている』

その後も説教混じりに浣腸院の説明は続いた。

事務所内でも覚えておく幹部達も紹介された。

お調子者だが『誇り』を尊重する【J・P(ジャン・ピエール)・ポルノレフ】。

女ったらしでカウ・ボーイスタイルのキザなガンマン【掘る・ケーツ】。

褐色肌の占い師で真面目一本木な【猛ハメ努(モゥハメド)・アウドゥル】。

そして独特のインテリ感と品性のあるこの【浣腸院 典明】。


勝】『なんかスゲー独特…』



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あきゅろす。
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