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新感覚RPG Sexual Fighter(本編)
◆ちぐひ×藍A◆
ち】『じゃあ、知識について復習。』

試合に勝つには[k.o]か[イカセル]のどちらかだ。どうにも互角な勝負の場合は稀に判定の場合もあるらしい。
基本的には普段のバトルと同じ形式で、それをショーとして行うからには技の見せ方や、ダメージのアピールなんかも必要らしい。

今まであまり細かく理解していなかったが、バトルでのパラメーターについてだ。まず、[体力][精神][性欲]の3種類がある。

『体力』は普通のゲームでもHPとか言われたりする普通のモノだから分かりやすい。殴ったり、蹴ったりすれば体力は削られる。コレが0になると戦闘不能になり近くのパセラまで救護班に運ばれるらしい。

『精神』は主に普通のゲームでMPとか言われてたりするモノだからこれも分かる。特殊能力や技を発動するときに消費したり、敵の攻撃で消費する事もある。
コレが0になると物理攻撃しか出来なくなる。

『性欲』コレが一番やっかいで、このゲームならではのパラメーター。通常時を0として100まである。
敵の攻撃で性的興奮を感じるとこれが増えて行く。そして、メーターがMAXになると・・・つまりはイッチャウってことのようだ。この場合も戦闘不能で近くのパセラまで救護班に運ばれるらしい。

そして、もうひとつ大切なのが『テンション』のパラメーター。これは喜怒哀楽で左右され、テンションが低いとスタントが発動できないらしい。そもそもスタンドは100%発動できるものではなく、テンションが高ければ高いほど成功率が上がるのだそうだ。
スタント発動時のみしか使えない技については『精神』とは関係なくテンションが続く限り使える。
しかし、テンションが下がるとスタントも効果が切れてしまう。

これがこの世界のバトル、そして藍の仕事でのルールになっている。

ち】『何か質問は?』

藍】『テンションの上げ方や、相手のテンションが上がらないように阻止する方法は・・・?』

ち】『個人によって違う。あんたなら・・・勝に優しくされたり、勝との妄想に浸ったり・・・勝に危害を与えるヤツがいれば簡単でしょ?』

藍】『・・・確かに。でもスタント使う前にナメッ子星人なっちゃうしな・・・』

ち】『あー、ナメッ子なのか。じゃあ多分武器になるから。しばらく妄想してテンション上がったらスタント発動させてみな。』

藍】『そう・・・なの?はい。』

そして、藍に妄想させるためにちぐひは官能小説の朗読が流れるヘッドフォンを装着させて目隠しまでさせた。

―藍の真っ白な身体を勝の卑猥な舌が這いずり回る・・・

藍】『やだ・・・名前が自分ぢゃん・・・』

しかし、ちぐひは部屋を後にしていて、この後藍はこのエロ妄想とアスパラの発動練習を一人で必死に繰り返すのだった。

藍】『やば・・・まぢ濡れるってコレ・・・。』



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