新感覚RPG Sexual Fighter(本編)
◆藍の場合@◆
『整理番号14番の方、Eの窓口までお越しください
繰り返します…―』
藍】『やっとアタシの番だよー』
藍はうんざりした表情でEの扉へ手をかける。
すると丁度隣のDの部屋から勝が出てきた。何故か清々しい顔をしている。
よく見るとレベルが32に上がっている。
藍】『なんかレベルアップしてね?
しかも技覚えてるし…』
勝】『え!マジ?!
つか技ってもしかして秘孔突きかな?!』
藍】『は?秘孔?』
勝】『まっいいや!後で確認しよっと!』
完全に浮かれ気分になってスキップしながら待合室に行く勝…
藍もまたため息を残してEの部屋へと入っていった。
藍】『どもー』
やる気のない声で挨拶する藍。
しかし次の瞬間には態度が180度変わった。
藍】『え!ラ〇ウ?!』
カウンター越し座る男は巨体にして禍々しいオーラを放っている。
金髪に厳つい面持ち、像のように巨大な黒馬を従え聳える、王の風貌…
男】『うぬの担当の裸オウだ』
偉そうに男は言った。
聞き間違えではない。確かにその男はそう言い放った・・・なんの迷いもなく。
いや・・・その男の放つ殺気にも似た重圧感のある空気がその言葉が事実である事を語っている。
藍】『・・・うそん』
裸】『では、すべき事を進めよう。』
低く静かに響く声で男はそう言った。
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