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新感覚RPG Sexual Fighter(本編)
◆これからの予定◆
惚】『それで・・・これからいかが致しましょう?』

惚乃花は深刻な面持ちの蓮に訊ねた。

蓮】『うん・・・そうだな・・・いづみくん、とりあえず今後我々が取るべき行動はあるだろうか?』

い】『ん〜どうしよっかな?とりま、あれじゃん?就職したりした方がいいんじゃないの?ハッカーについてはまだ全然情報が集まらないし、仕事していろんな人にあってるうちに何か分かるかもよ?』

蓮】『とりま・・・?と・・・りま・・・』

桜】『とりあえず・・ってコトだよ。』

蓮】『ほう・・・。覚えておこう。』

惚】『蓮様、気になさる事ないです。正しい日本語ではないですから。』

蓮】『そうか・・・。』

その時、その場の誰もが気づかなかったが、高弘がいづみにメガネをズラしてアイコンタクトをとった。
いづみは一瞬驚いたような表情になり、やがて小さく頷いた。

高】『まぁ、目的が多い方がゲームは楽しめますよね。』

桜】『そうかもしれないけど、私達も感染の恐れはあるんでしょ?』

い】『でもたぶん・・・空気感染はしないっぽいよ?』

惚】『そうなん・・・ですか?』

い】『ん〜・・・たぶん。』

桜】『ものすんごい・・・不安。』

蓮】『・・・しかし、僕はこの事態を放置するわけにはいかない。原因は必ず突き止めてみせる。僕には何万の社員やその家族を守る義務があるのでね。』

惚】『蓮様・・・ご立派に御座います。』

惚乃花は軽く瞳を潤ませていた・・・。
全く単純な女だ。

それにあきれた様子の桜。
しかし相変わらず不審な高弘は一人なにやらDIOをいじっている。

勝・藍】『ZzzzZzzz・・・』

い】『どちらにせよ、まだこの付近には感染の報告はないからしばらくは問題ないんじゃない?』

蓮】『ほう。感染地域はある程度限定されているのか。』

い】『うん。でもそのレベルじゃとても行けないような所が中心地なんだ。』

惚】『じゃあ、レベルの高い人から感染しているってコトですか!?』

惚乃花は不安気に蓮を見た。桜も、高弘も・・・。

勝・藍】『ZzzzzZzz・・・』

い】『ん〜レベルがどうってのは関係ないと思う。その地域にウィルスの発生源があるんだろうけど・・・。』

蓮】『メーカーの方で高レベルのアカウントを作ったりする事は出来ないのか?』

い】『それやっちゃうと社内では公になっちゃうから厳しいんだよね・・・。』

蓮】『しかたない。地道にレベルを上げるしかないのか・・・。』

高】『蓮さんは地道とは言えない・・・』



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