新感覚RPG Sexual Fighter(本編)
◆ヒートアップ◆
唯】『知能指数が小学生レベルだから、そんな子供ウケ狙いのヒーロー番組みたくなるのよ』
か】『うっさい!あんたなんかぁーっこれでもくらいな!!
いでよ!アナル攻め大好き変態ご愛用、切れ痔御注意スーパーバイブ!!』
かすみの発声と共に、超巨大にして卑猥すぎるバイブが現れる。
それを軽々と片手に、かすみは唯に突っ込んだ。
唯】『まったく…やっぱり品が足りなすぎるわね。
その程度…防げないと思ってるのかしら?』
か】『やってみやがれ!
出力最大!!』
唯】『お馬鹿ね。ふっ…黒服ガード!!“お触り厳禁”!』
突如、黒服達が現れた!
黒服1】『お客様、当店では、そのような行為はご遠慮頂いております。
―おい、つまみ出せ』
黒服2、3】『はっ!!』
黒服2と3が、かすみのバイブを受け止める。
黒服1、2、3】『お客様お帰りでございます』
唯】『アリガトウございましたー』
そしてバイブはどこかへ放り出された。
か】『なっ!
まさか強制退店だなんて…ふん、相当仕込んだみたいね』
唯】『まっ当然ね。
わかったでしょ?
私に物理攻撃は通用しないわ』
か】『ちっ!思ったよりやるわね…!
ならば、六本木究極奥義その1、テキーラタイムよ!!!』
唯】『なんですって?!
その技は無差別に強制でテキーラを大量に飲ませる…あなた、自滅する気?!!』
か】『忘れたの?!あたしは、アンデット系よ!!』
唯】『くっ!!』
か】『スピリタス、カモーン!!!』
天空から大量に降り注ぐショットガン。
ライムのオマケ付きだ。
それらは会場全てのプレイヤーの口元へ、無差別に放り込まれてゆく。
二杯、三杯、四杯…
かすみはどんどんパワーアップしてゆく。
唯】『ちっ…面倒ね!
これでもくらいなさい!!“パパ召喚”!!』
今度はブランドスーツに身を包む、厳つい初老男性と、取り巻きのサングラス&スーツの人相悪い集団が現れる。
唯】『パパはね、この街を仕切る怖ぁーい人なのよ。
ねぇ、パパ?お・ね・が・い!』
唯が初老男性の耳元に息を吹き掛けた瞬間に、パパは号令をかけた。
途端にサングラス集団が集まりだす。
黒塗りのベンツまで登場した。
サングラス集団】『おどれらぁぁあ、なに曝すんじゃあボケがあああ!!』
そしてテキーラを破壊しだす。
ついでに周囲のプレイヤーまで攻撃しだした。
降り注ぐテキーラと暴れるヤクザ…。
会場は地獄絵図である。
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