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新感覚RPG Sexual Fighter(本編)
◆自宅探し【勝】◆
一方で勝は指定された住所を目指して街を徘徊していた。

街並みは夜だというのに騒音に賑わい、ネオンが忙しなく夜空を照らしている。

まさに現実世界の歓楽街そのものだった。

そんな場所柄のせいなのか、周囲の人々を見渡すとかなり人種が偏っている。

キャバ嬢や風俗嬢
ホストやボーイ…

何故かコスプレや下着姿の奴までいる。

派手なファッションに圧倒され、勝は急にスウェット姿なのが恥ずかしくなってきた。

自然と足取りが速まる…


やがて歓楽街を抜け、打って変わったような静けさが広がった。

定期的な波音が響き、遠くの水平線には夜景が浮かんでいる。
手前には数隻船が停泊していた。
どうやら港町のようだ。


勝】『おッ!この辺だな』

海沿いに伸びる煉瓦道の端に、小さな階段が見えた。
停泊所に続く道らしく、階段を降りると間近に船が聳えていた。

更に上手には川との接続面があり、水が流れ込んでくる。

川は先程の歓楽街の方向に続いていた。


勝】『っかしいなー…こっちか?』


指定の住所はもう大分近い筈なのだが家やマンションらしきものが見当たらない…


とりあえず彼は川沿いに歩く事にした。



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あきゅろす。
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