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新感覚RPG Sexual Fighter(本編)
◆ログイン◆
翌日、約束の時間を控えた惚乃花は蓮の部屋に居た。

惚】『蓮様、そろそろお時間です。』

蓮】『では、まず友人達に配ったソフトの識別チップをここに・・・。』

惚】『これでいいですか?』

蓮】『こうやって先に登録しておけばログイン前からパーティーが組めるんだ。』

惚】『すごいですね!』

蓮】『僕達はパートナー設定しておいて構わないね?』

惚】『はい・・・蓮様とパートナーだなんて嬉しいです。』

蓮】『・・・よし。設定は出来た。丁度いい時間かな?』

惚】『では、参りましょう。』

二人はリクライニングシートに腰を下ろすと、本体のスイッチを入れた。

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勝】『すげッ!!!』

藍】『すごいねッ!!』

このゲームはオンライン仕様になっている。ログインするとまず、識別IDの確認やらログインアカウントの作成やら色々な手続きがあるが意外に簡単である。しかも、ログイン前にパートナー設定やパーティー登録を済ませてある場合、ログインしてすぐに合流できるように仲間の居場所が分かるシステムも組み込まれている。

藍と勝はログインしてやっと合流したところだった。
姿形は現実のまま。まるで本当に別世界へ来てしまったようなリアルさである。

藍】『みんなはどこだろう?』

勝】『とりあえず自宅ってことになってる場所に行かなきゃいけないんだろ?そこ行ってから探そうぜ。』

ログインすると腕になにやら機械が装備されていた。『DIO(ディー・アイ・オー)』と名づけられたその機械は仲間の居場所や簡易マップ、ヘルプ機能、メール機能、ステータス確認・・・他にも様々な設定が出来るコントローラー的な役割をするらしい。
その機械でマップを開き二人はそれぞれの自宅に指定されている場所へ向かう事にした。

藍】『じゃー後でね。』

勝】『先に終わった方が迎えに行くんだからな〜。』

藍】『オッケー。わかってる。』

二人がそれぞれの自宅に向かい始めた頃、違う場所では桜がログインしていた。

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