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新感覚RPG Sexual Fighter(本編)
◆キャッチ◆
ホ1】『はぁ…せっかくの締日なのにお茶か…

キャッチとかマジ意味ねーよ』

(注意:お茶・お茶っ引き=指名客が0の時)

ホ2】『しょーがねぇさ…まぁ締日でみんな熱入ってるからな…飲ませ役になるよかマシさ』

(注意:締日=売上計算が締め切りされる最終日)

ホ1】『でもさ、締日に初回客なんか捕まるかぁ?
無理だろ普通に…』

ホ2】『まぁそう言うなって…もしかしたら居るかもしんないだろ?』

トボトボと歩くホスト二人組。
どうやら指名が取れず、キャッチに駆り出されたようだ。

ホ1】『お!アレなんかどーよ?
ホラ、あそこの三人組』

ホスト1は道端で談笑する三人組の女を指差した。

一人は可愛らしいベイビーブルーとレースのミニドレスにオーソドックスな緩フワ巻きのスレンダー美人。
一人はクラッシュ系の派手なプリントシャツに超ダメージジーンズのパンクルックなグラマー。

三人目は露出の高いメイド服に男の自尊心を刺激するような女らしさと愛らしさのあるスウィートバンビ。




ホ2】『うおおお!!
いい!
アレいい!!
あのパーフェクトボディのセクシーギャルのおっぱい…!!
んぅ…パフパフ…ヤバい…ヤバいぞ!!』

ホ1】『まてまてッ!!
あのスレンダーな綺麗系ねーちゃんもヤバい…!

あの羚羊の如し美脚を見ろ!!
俺はハイヒールにここまでの魅力とエロスを感じたことはないぞ!!』

ホ2】『アホかお前!
俺はおっぱい派なんだよ!
それもただデカいだけじゃ駄目だ!!!
あれを見ろよ!ツンと上を向き滑らかな曲線を描きながら近すぎず遠すぎずの距離感を保つ絶妙な谷町に弾力のありそうな肌!』

ホ1】『お前こそ大馬鹿野郎だっ!!!
見ろよ、あのスラっと伸びた白雪のように白い脹ら脛…膝の位地は高く、上下間の太さがほぼ同一された絶妙なバランスに太すぎず細すぎずに保つことで得る際どい太股、そして俺の手首ほどもない華奢な足首と小足…爆発的な破壊力じゃねーか!!』

ホ2】『お前は人間失格だタワケぇッ!!
お前の目にはあの巨乳を支えてるとは思えない完璧なラインの括れが映らないのかぁ!!!

更に!!
あの広く色っぽい骨盤に揺れるプリンっとした桃尻が見えないのかッ!!!』


ホ1】『お前こそバクテリアの国へ帰るんだな!

あの背中を見ろ!
華奢にして、しなやかなカーブを描く美しさが解らんのかああ!
あの小さな背中に細く浮き上がる肩甲骨…折れてしまいそうな首…覗くウナジ…んんん!!!
抱き締めたい!!!
小さな肩を包み込みたあああい!!!』




代】『………どーしたの、二人とも…』


ホ1,2】『代表?!!』

代】『こんな街中で口論しちゃ駄目でしょー。
どうした?』

ホ1】『だだだだ代表おお!!!
代表はどっち派です?!

あのッあそこに立ってる巨乳と美脚、どっち派ですうう?!!
当然美脚ですよね?!
あのモデル顔負けなスレンダー美人ですよね!』

ホ2】『いいや!
代表なら真の美を理解出来るはずだ!!

つまり代表に選ばれるのはグラビア顔負けのセクシーギャル、つまり巨乳のほうさ!!!
ですよね、代表おお!』


代】『………………………………』

ホ1,2】『だ…代表…………?』





代】『ぶっ…ぶぅぁあか者ォォォォオオオオ!!!!!!!

お前ら両方とも親父のザーメンからやり直せ!!

見ろ!!!
あれだ、あれがベスト・オブ・ ビューティー!
すなわち俺の女神!!!心の太陽!!!
それはあのメイドさんだあああああ!!!!!』

ホ1,2】『!!???』


代】『そんなんだぁらお前らいつまでも下ッぱなんだよタコがああ!!!

巨乳?
ありゃーただのホルスタインだ!!!

美脚?
あんなんホームランバーの親戚だ!!


見ろ!
あの慎ましやかな立ち姿、あれぞ日本の美!!!
世界に誇る和の美と気品の結晶!!!
あの丸くパッチリした瞳!比べてみろ、若作りのメイクでも生意気な猫目でもないナチュラル・プリティ・アイズを!!!!

あの潤ったミルキーピンクの唇をッ!
パステルカラーな肌色をッ!!!

男心を意地悪にさせる小動物の眼差し…更に自尊心を盛り上げるエロメイド…はたまた安心感を与える心地好い性格…母のような広い心と愛…

胸はデカすぎずしかし十分に豊満なDカップ(推定)、しかも形の良い美乳!
全体的に華奢なスタイルながらも出るとこは出る、引っ込むとこは引っ込むというメリハリも素晴らしい!!
それにあの背の高さ!

ホルスタインを見ろ!
あんなんがヒール履いた日には平均的な身長の男性と変わらないぞ!!
歩道の白い線の内側の微妙なカーブすら命取りではないか!!!
可愛げのない!!!

ホームランバーも駄目だ!ありゃ小さすぎる!!
細くて小さいなんて子供ではないか!!!
だいたいちんまいクセに派手で目障りだし邪魔くさい!!
ちょっと風の強い日にはすぐ飛ばされるぞ!!

まったく…子守じゃないんだからもっと見も心も大人であって欲しいね!!

そこにきてあのメイドさんは最高さ!!
キスをするにもベストな身長差!!!
大きすぎず小さ過ぎず、でも平均よりちょっぴり低め!!!
絶妙だ!!!
たまらない!!!!
やはり女はこうでなくっちゃ!!!!

キスをする時に少し顎を促す…メイドさんも少し背伸びしながら顎を上げ…目を閉じる…たまには意地悪してわざと顔をそむけてやるのもいいな!
そうすると精一杯背伸びしながらキスをせがむのだが、届きそうで届かない唇の距離感…ヤバい!!!
ヤバすぎる!!!これは今世紀最大の革命として歴史に刻まれると言っても過言じゃないぞ!!!』



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