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篠田学園-1部-
6




「ウダウダうっせぇ
馨夜に手ぇだしてみろ

二度と…………
おてんとさま拝めねぇ様にしてやるよ」



突然の暴言に目を見開く


「須賀ぁ……分かってんだよなぁ…?」

暁は暴言をはいたと思われる青年を睨みつけた

SILVERのKillerがそこにいる…






「慶輔…暁っていつもあんな感じ?」


「今は二割減
いつもは静かに怒ってる」



暁が担任で目立たずに
学園生活おくるのは無理だろ…



俺はこれからの学園生活に溜め息をつくしかなかった











「じゃ,取り敢えずLHR始めるぞ」



一通り睨んで気が済んだのか,暁はいつもの面倒くさそうな顔に戻って
プリントを配り始めた



「2学期の予定とか書いてあるから適当に読んどけ
取り敢えず今月は,
学園祭の準備に追われると思うからそのつもりでいろよ」



また例の如く適当に説明する暁

態度が悪いのにクビにならないのは
SILVER関係じゃなくて,顔にありそうだけど


さっきから暁を見て頬を赤らめてる生徒がちらほらと見れる


「あ〜
今年もAクラスは喫茶店な
工夫して1位取れよ」



暁はニヤリと上機嫌に笑った



「慶輔,喫茶店って決まってんの?」


「毎年,全学年のAクラスは喫茶店だ
1-Aは去年はホスト喫茶でその前はメイド喫茶,大体どっちかだな」


俺が後ろを向くと,一瞬ぎょっとした表情をして,説明を始めた




傷つくぞっ







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