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篠田学園-1部-
4




「んじゃ、軽く説明しますかっ
いっぱい金貰ってるから少しは職務真っ当しなくちゃなぁ〜」



そう言うと修吾は
先程からソファー前の机の上で忘れられていた地図を手にした。


「パンフ読んだから適当でいいよ〜?」


「ホント〜?タダ働きじゃん
ってか説明量多いから助かるわ〜(涙」



修吾はそう言うと恐ろしくデカい地図を開きかけてパタンと閉じた。


まぢよかった…


「んじゃ、食堂と馨夜の部屋と………立入禁止場所だけ教えとくぜ?」



「立入禁止場所?」



修吾はニヤリと笑うとソファーに深々と座り足を組んだ。





「魔の生徒会ゾーンと特待・準特フロア……」




「何それ?」


怪しげな言い回しに俺の眉間に皺が寄るのが分かる。


「あ、馨カワイイ」


「んな事どうでもいい
さっさと喋れ」


ってか俺、今不機嫌な顔した筈なんだけど…

急にふざけた発言をする修吾に俺は余計に機嫌が悪くなる。


「だってさぁ〜」


「“だって”何?」


「………」


「………」



「分かったよ」



戦いを征したのは俺だった(笑゛


「あんま言いたくねぇんだけど…」



そう言って溜め息をつくと修吾はゆっくりと口を開いた。





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あきゅろす。
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