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篠田学園-1部-
5






「っだぁ〜、疲れた!!!!」



あれから午後もきっちり5時30分まで働いた俺はへとへとだ。



「そんなこと言わないで
ほら、俺のウインナーあげるから」


「夕飯にウインナー?
てか何で有紫はそんな疲れてねぇの?」


聞きたい事はいっぱいあったが、取り敢えず一番疑問に思ったことを聞いてみることにした。



「ほら、俺だし
てか馨夜、早くしないと食堂いっぱいになっちゃう」

「そうだったっ
有紫食うの早くね?」


「まぁ、俺だし」


ニッコリとした笑みを浮かべて理不尽な事を言いのける有紫をスルーして、俺は自分の味噌汁を掻き込んだ。













「じゃ、また明日」

「おう、また明日な♪」


夕食を食べ終わり、俺と有紫は各自部屋で休む事にした。


実はあれから俺達は何故か談話室の前まで行って雑談してたんだ。




結果、只今の時刻11時。


今までの俺だったら多分平気だったんだろうけど…


ほら、今日はすごい頑張ったから。



部屋に入り、ソファーで寛ぐ。

それから風呂に入って携帯を確認すれば、有り得ない量の着信履歴。



「うっわ〜…
全部クリスだ…(涙」


揚句の果てにはメールに一言。





“Prepare(覚悟しろ)”





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あきゅろす。
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