[携帯モード] [URL送信]

篠田学園-1部-
2


「注文、何にすんの?」


「篠田がいてくれれば、それで…いい」


ニコリと、でも照れた様に笑う正俊に鼻血出ちゃいそうです……。


俺、正俊好きかも…

今なら何でも許せる気がする。





「おい、俺には聞かねぇのか。優等生」






…うん、例え某俺様下半身馬鹿会長様がいたとしても許せる。




…わきゃあねぇ。


「何でいんだよ、バ会長」


「最初からいたろ、正俊と一緒に
つか早く注文とれ」


「ごめん、なんか…連いてきたから……」


…正俊の所為じゃ無いのは確からしい。

自分で認めたし。

バ会長スルーしたし。


「正俊の所為じゃねぇ
バ会長注文は何にいたしましょうか?」

「珈琲」

「……正俊は何がいい?」

「行っちゃうの?」


いろいろ突っ込みたい事はあるけど、
取り敢えず自分の仕事を真っ当しよう。


「…珈琲2つね〜
今持って来ます」



捨てられた猫の様な目で見つめてくる正俊から視線をズラして、俺は珈琲を取りに厨房へと足を向けた。









「珈琲2つお願い〜」

「はあぁぁ!?
誰だよ、そんな金になんねぇの注文したの」


厨房へ行くとコックさん姿のクラスメート・浜中くんがキレてた。

ってか守銭奴っ…


.

[*前へ][次へ#]

2/43ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!