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王都学園
可愛いは正義
僕はこの間までこの学園の生徒会長だった青柳帝様の親衛隊隊長、セフレだった。
親衛隊隊長は引き続きでやっているが、親衛隊での青柳様とのセフレ制度は廃止することになった。

青柳様はセフレ制度を廃止するに当たり、親衛隊を解散することも念頭に置いていらしたようだったけど、それは隊のみんなで反対した。
勝手に慕って作った親衛隊なのに、わざわざ相手をしてくださった青柳様の力になりたかったからだ。


今までみたいに青柳様にひっつくことはできないけど、あの方のカリスマ性に惹かれ、尊敬の念は消えない。
僕たちを使うことで、少しでも仕事が減ればいいと思う。




そして、仕事が減れば恋人との時間も増えるだろうし。
大好きな青柳様が大好きな方と沢山過ごしてほしい。


恋人に対する親衛隊の嫉妬はほぼ皆無に等しい。おかしく聞こえるかもしれないけど、あの方だったらみんな納得だし、とてもお似合いだから。




ただ、あんなに仲が悪かったのにっていう不思議さが募るばかり。





だから僕はトップが仲良くしているのだから、自然と風紀委員長親衛隊とも仲良くなろうと歩み寄ったっていうのにこいつは!!!




「あっ!しーな君!あのねっ!紅林様が会長とご飯食べるんだって!でね、いつもの感謝のしるしだって僕としーな君を招いてくだっさたんだ!一緒に行こう?」


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あきゅろす。
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